令和7年5月11日(日)に室蘭工業大学、北海道大学工学部、北見工業大学の道内国立3大学が札幌駅前通広場 チカホ 北大通交差点広場(西)において、「進め、理系女子!道内国立3大学トークセッション型説明会 -室蘭工大×北大工学部×北見工大がリケジョの本音を語ります-」を開催しました。
日本において工学系大学に進学をする女性の割合は16%程度となっており、経営協力開発機構(OECD)加盟国38か国中で最低となっております。この現状は、物理などの分野で女性が活躍する姿(イメージ)が薄いことなどにより、数学や物理に男性的なイメージがついてしまい、理系の女性が少ない原因となっているのではないかということが考えられます。これらを打開するためには、女子生徒、保護者や中学・高校教員などに理系大学に進む女子学生の生活や就職などの現状を知っていただくことが重要と考え、初めて道内3大学がタッグを組んで開催し、当日は約100名の関係者に参加いただきました。
本説明会では、各大学の女性教員、現役女子学生、卒業生が工学の魅力を語り、札幌市内の女子生徒からは「理系女性の生の声を聞くことが出来て大変参考になった。自分の進路に向かって頑張っていきたい」と述べておりました。各大学の進学相談会も実施され、各大学のブースに訪れた女子生徒やその保護者に対し、大学パンフレットやスライドを用い、個別に大学の魅力を伝えておりました。