学長メッセージ

確かな研究力をベースとした教育力

室蘭工業大学は「地域貢献」を大きなキーワードとして掲げ、北海道の課題解決は日本のそして世界の課題解決につながると考えて、教育・大学改革に取り組んでいます。

本学は、自然豊かなものづくりのまち室蘭の環境を生かして、産業界で活躍しつづける幅広い理工系人材を育てるべく教育改革を行い、工学部から理工学部へと大きく進化して、3年目となります。ものごとの本質をつかみ、探究心を養うべく自然科学・理工学教育を全学的に充実させ、さらにICTやAIの本質を理解して使いこなし、もの・価値づくりに貢献できる学生諸君を育てる工業大学ならではの情報教育を推進しています。

本学の強みは教育力の裏付けとなる確かな研究力です。本年4月に発行された朝日新聞出版の「大学ランキング2022」によると、「論文引用度指数ランキング(クラリベイト)」のコンピュータ科学分野「分野別論文引用度指数(2015~2019)」で、本学は日本第2位となり、4年連続で大変高い評価を得ています!!私はこれを他の研究者の参考になると考えており、論文の質が高いと捉えています。 また、主に研究力の観点から評価したTHEの世界大学ランキングでは、2020年9月の発表で3年連続のランクイン(1001+位)、Engineering部門では601〜800位となり、国立工業系大学のなかでは東京工大についで、九州工大と東京農工大と同じく2位グループとなりました。2020年6月発表のTHEのASIA大学ランキングにおいても本学は、251〜300位と好位置につけており、本学教授陣のエビデンスに基づいた確かな研究力をベースとした教育力と延べ40000人を超える同窓生の社会での活躍こそが本学の実績であり強みです。

本学は教職員そして学生諸君のoutcomeを大事にします。若手教員の活躍も目立っています。情報系の董冕雄教授は令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を本学では初めて受賞しました。

また、学生諸君の頑張りも素晴らしく、今年4月には学生諸君が大いにその設計や作成に関与した超小型衛星「ひろがり」がクラウドファンディングによる皆様の幅広いご支援にも支えられて、打ち上げられ、宇宙空間から様々なデータを送ってきてくれています。さらに、企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2021年度版では (日経キャリアマガジン),就職力ランキングが道内3位にランクインし、企業から高い評価を得ています。

これらの受賞や評価はほんの一例であり、本学の熱意あふれる教員たちが、教科書の行間に潜んでいる科学や工学の面白さを学生諸君に専門家の立場から伝え、確実なoutcomeを身につけた学生諸君を育てます。教職員一丸となって、理工系人材の育成、イノベーションの創出につながる研究、地域活性化の拠点としての役割を果たすべく、決意をもって進みます。各界のご支援とご協力をお願い申し上げます。

室蘭工業大学長 空閑 良壽

更新年月日:2021年12月20日
作成担当部局:総務広報課総務広報係