室工大ニュース

むろらんゼロカーボンフェスタ2025に出展しました

令和7年11月30日(日)に生涯学習センターきらん(室蘭市中島町)で開催された「むろらんゼロカーボンフェスタ2025」(主催:室蘭市)に室蘭工業大学が出展いたしました。

「室工大が進めるゼロカーボンの取り組みを体験しよう!」では、本学の馬渡准教授が研究を進めている温度に応答して見た目が変わる水溶液の実験やたくさんのCO2の分子模型を作り替える分子変換の体験をおこないました。また、「食用済食用油でカラフルなロウソクを作ろう!」では、炭素の付加価値を高める活動を進めている学生グループのカーボンポジティブ学生ラボメンバーが、使用済食用油の独特な匂いを効率よく除去した油を使ったロウソク作り体験を行いました。参加した室蘭市内在住の小学生からは「油がこんなに綺麗なロウソクに変わり、楽しかった」という感想が寄せられ、資源循環の仕組みを楽しく学べる機会となりました。

本学、市立室蘭水族館、室蘭市環境課が共同で出展した「地球環境カードゲーム『マイアース』体験」では、二酸化炭素排出の影響をテーマにしたカードゲームを通じて、地球温暖化や生態系への影響について楽しく学ぶ機会を提供しました。参加者は、ゲームの中で環境問題を疑似体験しながら、温暖化が生物や生活に及ぼす影響を理解し、持続可能な社会づくりの重要性を考えるきっかけとなりました。

また、特別企画として本学の山中教授が「未来のムロランをデザインしよう!みんなで考えるゼロカーボンな暮らし」と題した講演会を行いました。講演は、身近な環境問題を題材に、ゼロカーボン社会の実現に向けた暮らし方や地域の取り組みについてわかりやすく解説しました。

当日の会場来場者は1,500名であり、子供たちはもちろん、保護者の方も不思議な体験を楽しんでいました。

分子変換の体験を通じて化学の楽しさを学ぶ小学生たち
カラフルなロウソク作り体験の様子
マイアースで環境問題を学ぶ小学生たち
大人気のムロぴょんのガチャを回す子供たち
身近な環境問題をクイズ形式で講演する山中教授。正解した参加者にはムロぴょんのハイチューをプレゼントしました。
化学の不思議を体験する小学生たち
室蘭工業大学のブースに登場したムロぴょんは子供たちにも大人気