令和7年2月13日(木)、14日(金)に大学会館多目的ホールにて次世代6Gの実現に向けた超次元的情報通信技術可能性を探るASPIRE×さきがけワークショップを開催しました。

　国内外の第一線で活躍する研究者を講師に迎え、AIの活用やコンピュータサイエンスによる最新の応用技術や研究成果を共有することを目的として開催された本ワークショップは、盛況のうちに終了しました。

　ワークショップ初日の令和7年2月13日(木)には国内の著名な研究者の方々が講演を行いました。冒頭、松田学長が次世代の情報通信技術の研究と国際交流を目的とし、国内外の研究者による講演やディスカッションを通じて、学術的な発展と協力関係の強化を目指すという趣旨の挨拶をしました。また、本学の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」事業に係る博士後期課程の学生も参加し、コーヒーブレイクの時間には直接研究者に意見を求めるなど積極的に意見交換をしておりました。

また、講演後は「室蘭から世界へ」という題目のもとパネルディスカッションを行い、董副学長がモデレータを務め、自由なディスカッションを行いました。Global COEの実現に向けてのノウハウに関して、要素と課題を国内の研究者と活発に議論を行っておりました。

令和7年2月14日(金)は海外の研究者の方々が英語で講演を行い、参加していた学生も英語で議論をし、グローバルにAIの活用法やコンピュータサイエンスの最新の応用技術の意見交換が行われました。2日間にわたり国内外の著名な研究者の方々にお越しいただき、学生がより一層勉学に励む良い機会となりました。

【参加者】
江崎　浩　東京大学　教授
大槻　知明　慶應義塾大学　教授
川西　哲也　早稲田大学　教授
鈴木　正敏　千歳科学技術大学　副学長・教授
中尾　彰宏　東京大学　教授
東野　輝夫　京都橘大学　副学長・教授
宮野　悟　東京科学大学　M&Dデータ科学センター長
山中　直明　慶應義塾大学　特任教授
董　冕雄　室蘭工業大学　副学長・教授
太田　香　室蘭工業大学　コンピュータ科学センター長・教授
板倉　賢一　室蘭工業大学　特任教授
Nirwan Ansari　Professor, New Jersey Institute of Technology, USA
Schahram Dustdar　Professor, Vienna University of Technology, Austria
Mohsen Guizani　Professor, Mohamed Bin Zayed University of Artificial Intelligence, UAE
Ekram Hossain　Professor, University of Manitoba, Canada
Ljiljana Trajkovic　Professor, Simon Fraser University, Canada
Laurence T. Yang　Professor, St. Francis Xavier University, Canada