令和7年1月22日(水)に本学大会議室で生成AIを活用するにあたってのプロンプトの基本とこつを紹介し、生成AIに慣れ親しむことを目的として、「DXミニセミナー(生成AIを活用してみよう)」を開催しました。
今回利用した生成AIは、本学で令和6年7月下旬から業務実証プロジェクトで利用している「Microsoft 365 Copilot」となっています。本生成AIはMicrosoft Corporation(本社:米国ワシントン) から提供されており、Microsoft 365に組み込まれているSaaS系生成AIであることから、開発が不要ですぐに使い始めることができます。また、本生成AIは本学の業務でも利用しているWordやExcel、PowerPoint等のMicrosoft 365内のアプリで利用することができ、会議の要約やメール文案の作成等、日常業務の効率化が期待できます。さらに、ユーザーデータや組織内データを保護しており、AIモデルの学習に利用されることはなく、組織内データの流出を防ぐ等、高いセキュリティ環境下で利用可能となっています。
セミナーの冒頭では、本学デジタル・キャンパス推進室 齊藤雅利室員が「Microsoft 365 Copilot活用-プロンプトの基本とこつ-」と題して、プロンプトの基本構成要素、作成手順及び作成のこつを紹介しました。その後、グループワークとして「Copilotで4コマまんがを作成してみよう!」が行われ、本学の公式マスコットキャラクター「ムロぴょん」が登場する4コマまんがの作成に取り組みました。プロンプトで「ムロぴょん」を作成する際には難しさもあり、各グループが多様な「ムロぴょん」を生成し会場は大いに盛り上がりました。セミナーの最後には日本マイクロソフト株式会社の服部友貴氏から、作成された4コマまんがについて総評をいただきました。当日は本学職員20名が参加した他、デジタル・キャンパス推進室 佐藤室長も本セミナーに陪席しました。
実証は令和7年度も継続して行う予定であり、業務の効率化等につながる生成AIの業務利用を推進していきます。
本学の生成AI業務実証プロジェクトに関する記事はこちらからご覧いただけます。
※Microsoft、Excel、PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。