令和6年12月16日(月)に教育・研究1号館A棟 A304講義室において、室蘭工業大学創立75周年記念・第4回コンピュータ科学トップランナーセミナー✕本学OBによる生成AI未来セミナーを開催しました。本学関係者(教職員・学生)や一般の方、約155名が参加しました。
コンピュータ科学トップランナーセミナーは、コンピュータ科学分野およびその融合分野の世界トップランナーを講師に招き、最先端の専門知識・技能やその研究開発マインドを学び、専門知識・技能をベースとしたトランスファラブルスキルを養成するために実施しているものです。今回は、講師に本学の卒業生を招き、OBとしての活躍状況や生成AIの未来像を広く共有するため、本学の教職員及び学生に加え、一般の方を対象とした生成AI未来セミナーを同時に開催しました。
日本マイクロソフト株式会社 Microsoft Innovation Hubシニアテクニカルアーキテクトの吉田雄哉氏を講師に招き、「生成AIを取り巻く現状と将来像」と題して、講演を行いました。
講演は「AIって何?」のキーワードから始まり、信条としていることとして「好きなことにプラスできるものを見つける。例えば、小さい頃からコンピュータが好きなことに対して、分かりやすく説明する、難しい話を聞くのが得意をプラスすることで、企業の課題解決サポートや今回のようなセミナー講師のチャンスが訪れる。ぜひチャレンジしてもらいたい。」など自身の経験を講演いただき、生成AIの今後の未来像、これまでのキャリア、学生への激励のメッセージなど、本学の教職員及び学生、一般の方にとって大変示唆に富む内容を講演いただき、参加者は興味深く聴き入っていました。 講演後の質疑応答では、「大規模言語モデルは世論を変えることはできるのか?」や「AIが高度化すると電力不足に陥る、その解決方法は?」など、会場の参加者からの数多くの質問に対して丁寧な説明があり、セミナーは盛況のうちに終了しました。
講演する吉田氏