令和6年9月5日(木)に本部棟大会議室において、室蘭工業大学市民懇談会を開催しました。
この懇談会は、大学が地域とともに発展するため、広く地域の方々と意見を交換することを目的として設置したもので、公募による一般市民を含む、室蘭近隣の自治体、教育界等からの委員11名及び本学の委員6名が出席しました。
懇談会に先立ち、しくみ解明系領域 近藤 敏志教授から「共創情報学コースの紹介」及び「「ライフサイエンス✕情報」分野の研究紹介」と題して、令和6年4月に設置した大学院工学研究科情報電子工学系専攻共創情報学コースの概要とクリエイティブコラボレーションセンターライフサイエンスラボで取り組んでいるスポーツ基本動作分析の研究紹介が行われました。引き続き、本学システム理化学科2年 生越 彩花さん及び同学科4年 高見 陸さんから「学内のデジタル化に向けた学生アンバサダー「M-COINS」について」と題して、これまでの活動や現在取り組んでいるアプリ開発等の紹介が行われました。さらに、経営企画課 田嶋 学係長から「室蘭工業大学におけるデジタル変革- RPA活用事例と生成系AI実証プロジェクト -」と題して、RPA(Robotic Process Automation)や生成系AI(Copilot for Microsoft 365)を活用した事務業務の効率化について紹介が行われました。
その後、今回のテーマである「地域における大学の役割」について各委員からは、DX人材育成及び女子学生の理工系大学への進学に関する意見、教員や学生の生成系AIの活用事例や利用する際の留意点の紹介に関する要望など活発な意見交換が行われました。