令和6年7月22日(月)に生成系AIの業務活用・事例創出を目的として、生成系AI「Microsoft Copilot for Microsoft 365(以下、Copilot for M365)」の業務実証プロジェクトを始動しました。また、実証に伴い、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区) と共催で「DX推進セミナー~AIとCopilotが切り開くデジタルトランスフォーメーション~」と題したセミナーを本部棟3階大会議室で開催しました。
「Copilot for M365」とは、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン) が提供する生成系AIで、Microsoft 365に組み込まれているSaaS系生成AIなので、開発が不要ですぐに使い始めることができます。また、本AIは本学の業務でも利用しているWordやExcel、PowerPoint等のMicrosoft 365内のアプリで利用することができ、会議の要約やメール文案の作成等、日常業務の効率化が期待できます。さらに、ユーザーデータや組織内データを保護しており、AIモデルの学習にも利用されることはなく、組織内データの流出を防ぐ等、高いセキュリティ環境下で利用可能となっています。 セミナー前半では、本学デジタル・キャンパス推進室の佐藤室長から「Copilot for M365を利用して、皆さんの仕事のクオリティをもう1段上げることにつながれば良い」と挨拶があった後、日本マイクロソフト株式会社の服部友貴氏から「Copilot for Microsoft 365のオンラインデモ /活用事例」と題してCopilot for M365とは何か、使い方や利用する上でのポイントについて説明がありました。セミナー後半は本学デジタル・キャンパス推進室の齊藤雅利室員から「生成系AI実証プロジェクト-AI時代の働き方未来像-」と題して生成系AIや本学でこの度行うCopilot for M365実証プロジェクトについて、本学での使用上の注意、AI時代の働き方及び今後の職員像についての講演が行われました。
セミナー後のオンラインアンケートでは、「生成系AIによる成果物の活用については、活用する側の認識も重要であることを実感しました。」といった意見が寄せられました。実証は今年度10月末まで行われる予定で、「Copilot for M365」の業務利用に関する知見をため、導入の要否等について検討を行う予定です。
※Microsoft、Excel、PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。