室工大ニュース

【共同プレスリリース】高頻度な宇宙輸送サービスの実現に向けた 「次世代型宇宙港」ワーキンググループに参画します

室蘭工業大学は、将来宇宙輸送システム株式会社(東京都中央区、代表取締役 畑田康二郎)が合計17社・1大学 ※1とともに立ち上げる、高頻度な宇宙輸送サービスの実現に必要な「次世代型宇宙港(NSP:New Space Port)」のあり方を検討するワーキンググループ(NSP-WG)に参画します。

※1 参画組織(50音順)

ASTRO GATE株式会社、エア・ウォーター株式会社、株式会社荏原製作所、鹿島建設株式会社、株式会社商船三井、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社日本総合研究所、日本無線株式会社、日本郵船株式会社、能美防災株式会社、パシフィックコンサルタンツ株式会社、三井E&S造船株式会社、三井住友建設株式会社、三井不動産株式会社、三菱HCキャピタル株式会社、三菱倉庫株式会社、国立大学法人室蘭工業大学 内海研究室 他1社

次世代型宇宙港(NSP:New Space Port)について

高頻度輸送を実現するためには、宇宙輸送を支えるための拠点が欠かせません。
NSPは、高頻度の宇宙輸送を支えるための拠点として、ロケットの打上げや着陸にはじまり、旅客、見物客、施設利用者など幅広い目的で来ていただくことを目指し、モールなどの商業施設、ライブ会場などのエンタメ施設のほか、エネルギー施設や災害対策施設など、宇宙輸送に関わる幅広い施設との組合せを想定しています。

ワーキンググループ(NSP-WG)について

NSPの可能性を検討するための有期のグループで、7月31日時点で計17社・1大学が加盟しています。(最終的な参加企業数は増加する可能性があります)今後、2025年10月まで、17社・1大学で方向性を定めたうえで概略の実現性評価(Feasibility Study)を行い、将来的に建設プロジェクトが組成される場合に利用できるような成果物を作成します。

室蘭工業大学からのコメント

宇宙ビジネスにおける宇宙開発利用が活発化の一途をたどる中、宇宙へのアクセス手段の多様化、高頻度化、低コスト化などが求められています。宇宙港は宇宙へのアクセスに必須なインフラであり、誰もが宇宙へ往来する時代を見据えた新しい宇宙港の姿を追求し、その実現に貢献したいと思います。

室蘭工業大学 航空宇宙機システム研究センター長・教授 内海 政春

本件に関するお問い合わせ先

国立大学法人室蘭工業大学 総務広報課秘書広報係
TEL 0143-46-5008
E-mail koho@muroran-it.ac.jp