室工大ニュース

伊達共成長オフィス(SIP事業:だてプロ)こけら落とし、第1回だて未来ゼミを開催しました

 伊達市を舞台に展開している内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の事業(通称:だてプロ、https://dtpro.jp/)に関して、代表研究開発機関の室蘭工業大学(共同機関:株式会社浅井農園、伊達市、愛媛大学)は、伊達共成長オフィス(浅見ビル壱号館 北海道伊達市鹿島町6-7)を設けました。

 令和6年5月10日に伊達市長オフィスのこけら落とし(開所式)を開き、松田学長や堀井伊達市長らが出席し、テープカットで、開所を祝いました。オフィスは今後、伊達市民、生徒等の皆さま、室蘭工業大学の学生、教職員が、伊達市をはじめ地域の未来を自ら創造する場としての役割を果たします。

 松田学長は「だてプロにおける伊達共成長オフィスは、『理想的な未来社会を伊達市に具現化していくための拠点』です。伊達市の皆さまをはじめ、本学の学生・教職員、関係する皆さまが集い、未来を熱く語り、学びあい、未来社会を実現していくための拠点となり、伊達市で展開されている多くの取組みと融合することにより、大きなうねりを生んでいくことを確信している。」と挨拶を行いました。

 こけら落とし後は、同オフィスにおいて、第1回だて未来ゼミが開催され、三重大学の西村教授の講演に引き続き、浅井農園の浅井代表をファシリテーターとしたゼミを行い、伊達市を含む地域の将来について活発な意見交換が行われました。

 今後は、同オフィスにおいて、伊達市の未来に向けた「地域イノベーションの可能性」を主なテーマに議論を展開していきます。

関係者によるテープカット
三重大学・西村教授の講演
ゼミにおいて活発な議論を交わす参加者
伊達共成長オフィス