室工大ニュース

令和7年度入学者選抜 総合型選抜(昼間コース)における女子枠の創設について

 室蘭工業大学では、令和7年度入学者選抜(令和6年度実施)から、総合型選抜(昼間コース)において、女子を対象とする「女子枠」を創設します。

 募集人員は、女子枠合計15人として実施します。なお、女子枠の志願者は、一般枠との併願が可能となっております。 つきましては、下記のとおり概要をお知らせいたします。

1.背景と目的

日本では、少子高齢化による労働人口の減少が避けられない一方で様々な視点からの課題解決や新たな価値の創造が出来るイノベーティブな人材の必要性はますます高まっています。世界水準のイノベーション人材を育成するためにダイバーシティの推進が急務であり、高等教育においても理工系分野の男女比率改善に向けてより積極的な施策がとられています。本学では多様な価値観・経験・知識を持った学生らが協働することにより様々な視点から課題の解決に向けて取り組むことが重要であると考えております。

このような背景の中、本学では女子入学者割合はこれまで全体の約11~16%であり、工学系全国平均と同様に女子学生が少ない状況にあります。

この現状を打開するため入試改革に着手し、この度、令和7年度の総合型選抜(令和6年度実施)において「女子枠」を創設しました。この選抜では、基礎的な学力の評価に加えて、面接において、各学科の多様な視点から「ダイバーシティに対する理解度」や「ダイバーシティ推進に向かう姿勢や意欲」を重視して評価します。

理工系に関心のある女子を積極的に受け入れ、本学の学修環境をより多様化させ、多様な人と協働し、地域社会や国際社会の発展に貢献する能力を育み、社会で活躍できる女性技術者や研究者の輩出を目指します。

2.募集人員

3.出願要件

 総合型選抜ⅠとⅡの一般枠と同じ。(一般枠と併願可能)

4.出願期間・選抜期日・合格発表日

 総合型選抜の一般枠と同じ。

5.選抜方法

 総合型選抜ⅠとⅡにおいて、各々従来の選抜方法に加えて面接時にダイバーシティに

対する理解、ダイバーシティ推進に向かう意欲や姿勢等を問う。

6.開始時期

 令和6年10月実施の昼間コース総合型選抜Ⅰ・Ⅱから設置。