令和6年3月4日(月)、室蘭工業大学教育・研究3号館(N401)において、アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値共創拠点 第2回ワークショップを開催しました。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の代表機関として、令和4年10月25日よりプロジェクトを開始した「アシル-トイタ拠点」による普及事業の一環として、アイヌ文化に焦点を当てたワークショップとなりました。
今回のワークショップは、映像上映+トーク、講演、座談会の構成で対面60名、オンライン50名の参加がありました。また、ワークショップ終了後は、伝統的なアイヌ料理を試食する「ウポポイ食文化体験 イペアンロー (食事をしましょう)」を実施しました。
講演では、中川 裕 氏(千葉大学 名誉教授)が「アイヌ語・アイヌ文化の現在と未来」と題し、現代のテクノロジーがアイヌ語・アイヌ文化の未来にどのように貢献できるかなどについてお話していただきました。
話し手:磯部 惠津子氏 白糠アイヌ文化保存会 会長
聞き手:山田 祥子 室蘭工業大学 准教授
講師:中川 裕 氏 千葉大学 名誉教授
中川氏プロフィール:アイヌ語・アイヌ文化の研究を専門とする。野田サトル氏による漫画「ゴールデンカムイ」では本誌・アニメともアイヌ語監修を務めた。現在公開中の映画でもアイヌ語・文化監修を担当。
登壇者:中川裕氏 千葉大学名誉教授
磯部惠津子氏 白糠アイヌ文化保存会会長
田村将人氏 国立アイヌ民族博物館資料情報室長
金間大介氏 金沢大学教授/ 東京大学客員教授/ 室蘭工業大学客員教授
奥本素子氏 北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP・コーステップ) 准教授
徳樂清孝氏 室蘭工業大学教授/ クリエイティブコラボレーションセンター長/ JST COI-NEXT プロジェクトリーダー