内閣府事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」(研究推進法人:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))に、本学が代表研究機関(研究開発責任者:しくみ解明系領域 山中真也教授)として株式会社浅井農園(主たる共同研究者:浅井雄一郎代表取締役)、伊達市(主たる共同研究者:堀井敬太市長)、愛媛大学(主たる共同研究者:佐藤哲特命教授)と共同で応募した研究課題が採択されました。
本研究開発では、誰もが自分らしい生き方(学び方、働き方)ができる社会、小人口化社会においても多くの人々と交流が可能なソーシャル・キャピタルが豊かな社会を目指し、そのような理想的なSociety5.0時代の未来社会像を北海道伊達市にショーケースとして具現化することを目的としています。
伊達市で起こるパイオニアに駆動される多様な展開プロセスに、アカデミアが寄与することで、実社会の中でのアカデミア活躍の場をつくりだし、さらに、伊達市の他の産業や、他地域にも展開することを目指します。
SIPは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトで、社会的課題や、日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題解決に取り組むプログラムです。
・課題名:ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築
・研究開発テーマ:教育機関と地域・社会との接続による新たな働き方の場(プラットフォーム)の構築及び効果検証
・研究開発テーマ構想名:Society5.0時代の農業における「新たな『学び』×働き方」のショーケースの提示と実証
・研究開発期間(予定):2023~2027年度の5年間