蘭岳セミナーの第30回目を7月5日(水)に教育・研究3号館N401講義室とオンラインのハイブリット形式で開催し、会場及びオンラインで約70名が参加しました。
室蘭工業大学では、教職員、学生及び市民を対象に、学内外の教育者及び研究者を講師に招き、「自然科学及び工学の楽しさ、不思議さ、奥深さ」を分かりやすく講演してもらうことをとおして、広く科学分野への知的関心を誘起し、満足させる「知的サロン」として「蘭岳セミナー」を開催しております。
今回は、帝京大学薬学部寄付講座カイコ創薬学講座の特任教授関水和久氏を講師に招き、「実験動物としてのカイコの創薬への利用」と題して、研究内容をわかりやすくご講演いただき、参加者は興味深く聴き入っていました。
講演後の質疑応答では、会場の参加者からの質問に対して丁寧な説明がありました。セミナー終了後には、会場参加者に関水氏が発見した乳酸菌を使用したヨーグルトを配付し、セミナーは盛況のうちに終了しました。