2023年3月23日（木）に、グランドホテルニュー王子（苫小牧市）で開催されたTEAM「ゼロカーボンいぶり」セミナーに、山中真也准教授/室蘭+脱炭素Taskforce長が基調講演の講師及びパネルディスカッションのコーディネーターとして、馬渡康輝准教授/クリエイティブコラボレーションセンター・カーボンポジティブラボ長がパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。

山中准教授の講演では、「胆振地域における再生可能エネルギーの未来」と題して、環境省などの公表資料のデータを基に分析した結果を交えながら、胆振地域の再エネ導入実績は「道内1位」であり、伸びしろが大きいこと、一方で、今後のさらなる導入に向けては太陽光パネルのリサイクルや木質バイオマス発電で生じる燃焼灰の活用といったライフサイクル全体を考えることが大切であることなどの説明があり、参加者は興味深く聴いていました。

パネルディスカッションでは、馬渡准教授から、カーボンポジティブやスロウカーボンの考え方についての紹介やラボの具体的な活動としてスマートウィンドウに関する研究の進捗状況などについて、説明がありました。

本学は、TEAM「ゼロカーボンいぶり」の一員として、今後もこのような活動を通じて、胆振地域や北海道における脱炭素に貢献する活動を行ってまいります。 なお、当日のセミナーの様子は、室蘭まちづくり放送株式会社「FMびゅー」のYouTube公式チャンネル（https://www.youtube.com/watch?v=6t54-PU8rDA）にて公開しておりますので、是非ご視聴ください。