令和5年2月27日(月)に大学会館 多目的ホールにおいて、令和4年度室蘭工業大学市民懇談会を開催しました。
この懇談会は、大学が地域とともに発展するため、広く地域の方々と意見を交換することを目的として設置したもので、公募による一般市民を含む、室蘭近隣の自治体、教育界等からの委員10名及び本学の委員6名が出席しました。
懇談会に先立ち、亀川厚則教授から、「水素吸蔵合金を使った低圧水素サプライチェーンと室蘭市における水素配送の実証事業について」と題して、再生可能エネルギーとしての水素活用の現状と水素吸蔵合金を使った貯蔵・輸送技術等に関する講演が行われました。引き続き、本学システム理化学科3年の松内亜寿香さんから、「学生広報スタッフ活動内容と部活とコロナとの関わりについて」と題して、LINEやYouTubeを活用した広報活動とコロナ禍における部活動等の紹介が行われました。 その後、今回のテーマである「地域における大学の役割」について活発な意見交換がなされ、各委員からは、防災教育に関する意見、大学発ベンチャーへの期待、市民へわかりやすく研究内容を伝える工夫など様々な意見、要望が出されました。