令和4年12月8日(木)、大学会館の多目的ホールにて、第2回定例記者懇談会を開催しました。
記者懇談会は、報道機関の皆さまとの相互理解や、定期的な意見交換の場になることを目的としたものです。
第2回目の今回は、室蘭工業大学希土類材料研究センターと、株式会社マテック(本社:帯広市)が共同で取り組んでいる「希土類(レアアース)」のリサイクル事業、リサイクル資源を使用した高付加価値の新商品の発表を行いました。
同センターでは2016年から希土類の可視化に取り組んでおり、自動車窓ガラスのリサイクルで、(株)マテック、(株)深川硝子工芸(小樽市)、道立総合研究所(札幌市)と共同研究を行い、ガラス工芸品として商品化してきました。
今回、発表された新商品は、再び新しくという意味の「Re:Neo(リ・ネオ)」と名付けられ、ハイブリッドカーのバッテリーに使用されているレアアース(ネオジム:Nd)をリサイクルしたもので、世界初の試みとなります。
同センター葛谷俊博准教授は「リサイクルの技術を確立できれば、高価なレアアースを低コストで国内循環させることが可能になる」と語りました。
「Re:Neo(リ・ネオ)」の発売日、価格等の詳細に関しては、後日お知らせいたします。