国立大学法人室蘭工業大学(学長:空閑良壽)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の代表機関として、令和4年10月25日よりプロジェクトを開始します。
「アシル」とはアイヌ語で「新しい」という意味です。「トイタ」は「土地を耕す」ことを意味します。私たちはアイヌの知恵に学び、白糠町の大地、文化、自然、そしてヒトのつながりを新しく耕すことで、人々が集い住みたくなる豊かな町にします。
本拠点では、白糠町特有の気候風土で生産が可能な地域独自の体に響く『食物』を開発し、合わせて栄養や機能情報と文化や伝承などの在来知情報を融合した心に響く『食物語』を消費者と共有するしくみを共創します。これにより、作りっぱなしの一次産業から脱却し、農業が子供達に継がせたくなる魅力的で誇れる職業へと変容します。『食物語』をキーワードに人々がつながる社会が形成され、「人々が集いたくなる、住みたくなる、豊かな食のまち」へと変貌することが期待されます。
プロジェクトの開始にあたり、11月7日(月)にキックオフイベントを開催します。
また、会場に来られない方のために、インターネットにてライブ配信を行います。
日時:令和4年11月7日(月)10:00~12:00
場所:白糠町社会福祉センター 1階大会議室 (北海道白糠郡白糠町東3条南1丁目1-18)
(一般の方は入場できません。予めご了承ください。)