令和4年7月20日に、「専門高校フューチャープロジェクト」における取組として、北海道札幌工業高等学校の生徒に対して、本学教員による講演と大学訪問を実施しました。
「専門高校フューチャープロジェクト」は、北海道教育庁から指定を受けた北海道札幌工業高等学校と岩見沢農業高等学校が大学等と連携し、将来の多角的ものづくり人材の育成を図っています。本学では、令和2年度から両校の生徒及び教員の人材育成に取り組んでいます。
今回は、午前の部で札幌工業高等学校を会場に、清水一道教授が「SDGsを考えた将来のものづくり人材について」と題して、ものづくりでは、モチベーション(熱)を維持することが重要であることを2学年の生徒約300名に講演を行いました。午後の部では、本学への進学を検討する1~3年生23名が本学を訪問しました。
大学訪問では、ロボットアリーナにて、3Dプリンターや大学院生が作成したロボットを見学後、2グループに分かれて体験講義を実施しました。グループ1は、ものづくり基盤センターにて、清水一道教授の指導の下、鋳造体験を行いました。グループ2は、髙瀬准教授が「建築物の地震被害と耐震設計の歴史」について講義を行いました。
参加した生徒からは、「大学進学後がイメージできた」「大学の実際の講義を受けられて良かった」と貴重な体験に大変満足していました。