室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター白老実験場で2010年より続けてきたロケットスレッド走行実験が通算50回に達しました。
Run50走行実験は本学で採択されている文部科学省「ロケットスレッド実験設備を活用した、Linear Hyper-G環境学術領域の創成」の枠組みにおいて、九州工業大学との共同研究「低粘性液化燃料を生ずる境界層燃焼の加速度環境下における燃焼機構解明」の一環として実施したものです。
また、今回の試験シリーズでは地元企業の(株)永澤機械に短納期で高精度のロケットエンジン燃焼器を3機製作いただき、本学および九州工業大学の学生が協働して先例の無い1日2回の走行実験を実現することができました。
全国にも類例の無いユニークなロケットスレッド設備を用い、今後も幅広い学術研究需要に応えていきます。