室工大ニュース

超小型衛星「ひろがり」宇宙への放出が成功しました

室蘭工業大学と大阪府立大学が共同開発した超小型衛星「ひろがり」が、2021年3月14日午後8時20分ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙空間に放出されました。

放出の様子を見守った大学院修士1年アン・イ・ヨンさんは「これからが本番。いろんな困難があると思うが、冷静に対応したい」と表情を引き締め、大学院修士1年の長飛洋さんは「放出を確認してから急に現実味を感じ、緊張感も沸いてきた」と話しました。

航空宇宙機システム研究センター長の内海教授は「室蘭にあった衛星が宇宙を漂っていることに感激する。いい結果を出せるよう精いっぱい運用していきたい」と語りました。

今月下旬から始まる予定の展開実験に向けて、両大学は準備を進めていきます。