室蘭工業大学大学院工学研究科 李鶴准教授が研究代表者として提案した研究開発テーマ「セマンティック通信による低コスト広域AIoTシステムの構築」が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「官民による若手研究者発掘支援事業(略称:若サポ)※1」のマッチングサポートフェーズに採択されました(採択率26.7%)。本事業の助成期間は令和7年10月から令和9年9月までです。(令和7年8月28日公表)
参考URL:https://www.nedo.go.jp/koubo/SM3_100001_00085.html
本研究開発では、AIによるセマンティック圧縮と920MHz帯 LPWA通信を組み合わせることで、画像やハイパースペクトルデータを1/100~1/1000まで大幅に圧縮しつつ、高い再現性を保ったデータ伝送を実現します。これにより、電力や通信環境に制約がある地域においても高度なAI解析を可能とし、農業支援、獣害対策、防災DXなどの社会課題解決への応用展開を目指します。
※1 若サポ:産業応用を目指す技術シーズを有する45歳未満の若手研究者に対して、企業との共同研究への展開を支援する事業です。
参考URL:https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100166.html