令和7年7月16日(水)教育・研究棟3号館N棟310講義室にて「JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)令和6年度成果報告会」および「令和7年度トップオブトップアカデミー公募説明会」を開催しました。
本プログラムは、博士後期課程の学生による挑戦的かつ融合的な研究を支援し、優秀な博士人材が多様なキャリアで活躍できるよう、研究力の向上と研究者能力の開発を促進するJSTの公募事業です。
成果報告会では、桃野理事による開会挨拶から始まり、参加学生が国内外の学会や国際会議で得た知見をもとに、自身の研究活動や成長について意欲的に発表しました。ポーランドで開催された「Digital Universities Europe 2025」や、電子情報通信学会総合大会での英語ポスターセッション、マニトバ大学への留学など、多様な経験を通じて、異分野交流・国際的な発信力・AIと教育の融合など、博士人材に求められるスキルについての考察が共有されました。
また、董冕雄副学長(事業統括)より、令和7年度トップオブトップアカデミーの公募説明が行われ、今年度はTHE World Academic Summit 2025への参加について紹介されました。董副学長は、イノベーションの創出や将来のキャリア形成に向けて、積極的な参加と異文化交流の重要性を学生に向けて力強く呼びかけました。最後に花島副学長が閉会挨拶でぜひトップオブトップアカデミーへの参加を学生へ促し、本報告会は盛況のうちに終了しました。 本報告会を通じて、博士課程学生の挑戦的な取り組みと、国際的な視野を持った研究活動の成果が広く共有され、今後のさらなる活躍が期待されます。