科学技術振興機構(JST)の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における令和7年度採択機関として本学が申請した「北海道のものづくり地域から楽しく広げる理工系選択」が採択されました。室蘭工業大学では、このプログラムを通じて、女子中高生の理工系分野に対する興味や関心を高め、理系進路へ進むことを志すためのさまざまな取り組みを支援してまいります。
室蘭工業大学はロボットサッカーコンテストや、地域公開型施設のロボットアリーナ、サイエンススクールの実施など、少年少女を対象とした取り組みを多く手掛けてきた。また、胆振地方は室蘭市や苫小牧市を擁する北海道のものづくり地域でもある。これまでの大学の取り組みの経験と地域の特性を生かし、女子中高生に理工系選択で広がる未来を語り、その後の学びへの支援につなげられるような企画を目指す。女子中高生、大学生、教員、企業をつなげる仕組みとして、大学祭のような楽しいフェスの開催や、SNSなどのサイバー空間を活用した支援を想定する。自治体や中学校と連携した職業講話、学校訪問事業、PTA連合会や中学教員研修会への働きかけなどを展開し、全道へ広げる。