連携ニュース

美瑛町と包括連携協定を締結しました

令和6年4月24日(水)、室蘭工業大学と美瑛町は、相互に連携し、持続可能な 地域社会の創生と人材育成及び学術の振興に寄与することを目的として、包括連携協定を締結しました。

協定式において本学の松田学長は、「美瑛町と本学は、本学同窓会の社会連携大学協力会の協力を得ながら、令和5年3月から包括的な連携に関する協議を重ね、今日の日を迎えることができた。今後は、美瑛町をフィールドに脱炭素などの具体的な取組みを進め、美瑛町が保有する様々な資源に対し、本学の研究シーズを活用した新たな価値の創造を目指し、ひいては、北海道を『世界水準の価値創造空間』にすることに貢献していきたい。」と話し、美瑛町の角和町長は、「室蘭工業大学の同窓OBである協力会メンバーの力をお借りし、本日を迎えることができた。室蘭工業大学の学術的な知見をお借りし、美瑛町における地域の課題解決を目指していきたい。まずは大きな柱の一つとしてゼロカーボンの取組みから進めていく。社会の変革に伴い、自治体だけで解決できる課題は少なくなっており、学術的な知見や一般の方の力をお借りして、美瑛町の課題を解決していきたい。今回の協定を機に、今後より一層パートナーシップを強固なものとしたい。」と話しました。

今後は、脱炭素に関わる研究を行っているカーボンポジティブラボの教員や住宅の省エネルギーに関わる研究を行っている教員などを中心に美瑛町のゼロカーボンの推進に関する連携から始め、その後、美瑛町における様々な課題解決を目指した連携活動についても、取組みを進めてまいります。

連携の内容

(1)地域づくり・まちづくりの推進に関すること

(2)地域脱炭素化の推進に関すること

(3)観光振興や 産業振興など地域経済の発展に関すること

(4)環境の保全及び防災対策の推進に関すること

(5)住民との協働の推進に関すること

(6)教育及び人材育成の推進に関すること

(7)その他相互に連携協力することが必要と認められる事項に関すること

署名する角和町長(左)と松田学長(右)
記念撮影の様子