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第48回蘭岳コンサートを開催しました

2023(令和5)年10月28日(土)に大学会館多目的ホールにおいて、第48回蘭岳コンサートを開催し、市民、教職員及び学生約120名強が演奏を楽しみました。

今回は、ご夫婦でnicoichiviolin(ニコイチヴァイオリン)のユニット名で活動されている齋藤真知亜氏、齋藤律子氏をお招きしました。

コンサートの第1部の「メヌエット ト長調」と「子守歌」では、初めての発表会をイメージした子供役とピアノ伴奏者役の設定。パフォーマンスを入れながら披露。お二人が幼少期に使用していた小さな小さなヴァイオリン(1/16サイズ)を使用しての演奏と幼少期の練習のエピソードなどもお話いただき、時には笑いを取り客席の心をぐっと引き寄せました。その後、「ユーモレスク」の演奏と個人的下積みや基礎練習についてのお話があり、「ヴァイオリン協奏曲第5番より第1楽章」第1部の最後は、「ガボット」ご夫妻の息の合った素敵なトークと演奏に、会場内はニッコリゆったりとした優しい時間が流れ、観客は魅了されていました。

コンサートの第2部では、「タイスの瞑想曲」の演奏後、響きについてのお話があり、その後、「ホーム・スイート・ホーム(埴生の宿)」と第2部最後の演奏「シャコンヌ」の演奏がありました。

本学の会場はコンサートホールとは違いますが、お二人の2台のヴァイオリンが奏でるヴァイオリンの響きは素晴らしく、会場内に響き渡るとともに、聴衆の心にも響き渡っていました。

アンコールでは、お二人のCDのタイトルともなっている「主よ、人の望みの喜びよ」を演奏いただき、もっと演奏を聴いていたいという観客からの盛大な拍手に包まれながら、終演となりました。

なお、今回のコンサートにおいて、「令和5年7月7日からの大雨災害義援金」をお願いした結果、皆様から寄せられた義援金は19,700円となりました。ご協力いただきました皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、ご報告を申し上げます。

幼少期に使用していた小さな小さなヴァイオリン
(1/16サイズ)の演奏の様子
トークの様子
トークの様子
コンサートの様子