令和2年10月19日(月)、大樹町歴舟地域コミュニティセンター(大樹町字芽武183)において、室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター大樹サテライトオフィス オープンセレモニーを挙行いたしました。
本サテライトオフィスは、大樹町を中心とした十勝地区におけるスペースポート構想の高まりに向けた連携の強化、3㎞高速走行軌道の実現に向けた取組やインターステラテクノロジズ社との共同研究の促進、教育や地域貢献の取組みとして大樹町が主催する宇宙航空イベントへの支援及び協力等をより推進させることを目的として本学の拠点を設置いたしました。
セレモニーでは、空閑良壽学長から式辞が述べられた後、酒森正人大樹町長、堀江貴文インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダーからそれぞれ祝辞をいただき、内海政春航空宇宙機システム研究センター長から、「北海道の未来像(妄想)」と題して宇宙ビックデータで描く近未来社会の説明がありました。また、大樹町長及び堀江氏の他、稲川貴大インターステラテクノロジズ株式会社代表取締役社長、安田清之大樹町議会議長、黒川豊大樹町副町長及び大樹町近隣行政区長を来賓としてお招きしました。
会場には、現在、同センターにおいて研究開発中の小型超音速飛行実験機「オオワシ」の「1/3スケール量産型オオワシ」及び大阪府立大学と共同開発した超小型人工衛星「ひろがり」を展示し、また、2060年の北海道の未来への貢献を描く「北海道MONOづくりビジョン2060」の動画を巨大スクリーンへ投影し、来場者はそれぞれに関心を寄せていました。
その後、本学名物巨大ジンギスカン鍋で調理した地元産の食材に舌鼓を打ちながら、大樹町を始めとした関係機関と今後の連携等について意見交換を行い、盛会のうちに終えることができました。
作成担当部局:研究協力課研究戦略係