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苫小牧市テクノセンターと「CTプラットフォームの創設・運用に関する覚書」を締結しました

令和元年度に苫小牧市と締結した「連携及び協力に関する協定」に基づき、室蘭工業大学と苫小牧市テクノセンターは、両機関が有するX線CT装置の積極的な活用促進を図り、地域企業の技術競争力向上と人材育成、社会経済の発展に寄与することを目的として、「CTプラットフォームの創設・運用に関する覚書」を令和2年11月20日(金)に締結しました。

両機関には、国内でもまだ導入数が少ない産業用X線CT装置が既に2台導入されていますが、更に国内最先端クラスの「超微細四次元X線CT解析装置」が、経済産業省地域イノベーション基盤整備事業によって令和2年11月に苫小牧市テクノセンターに新規導入されました。

両機関が保有する3台の産業用X線CT装置は、それぞれX線の出力クラスが異なる装置であるため、撮影対象物が被ることは少なく、胆振地域に出力クラスの異なるCTが揃うことにより、それぞれを補完し合い企業支援連携に関する相乗効果を高めることが可能となりました。

なお、「超微細四次元X線CT解析装置」普及セミナーを令和2年12月15日~17日開催する予定です。

覚書を交わす河合副学長(左)と鴨田センター長(右)
苫小牧市テクノセンターの超微細四次元X線CT解析装置