令和２年１０月２８日
国立大学法人室蘭工業大学

平素より本学の教育研究活動へのご理解を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、この度、本学では共同研究における間接経費の取扱いを変更することと致しましたので、ご案内申し上げます。

これまで、本学との共同研究を実施いただいている企業等の皆様には、共同研究の遂行に直接的に必要となる直接経費の他に、共同研究の遂行に関連し直接経費以外に必要となる間接経費のご負担をお願いしてまいりました。

一方、文部科学省及び経済産業省から「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン（平成２８年１１月３０日イノベーション促進産学官対話会議）」が示され、共同研究の実施におけるコスト計算の見直しを行うとともに、適切な費用負担を産業界に求めることが提唱されました。

これを受け、本学が間接的に負担している経費を平成２８年度～平成３０年度の財務諸表から積算したところ、３５．５％を本学が負担していることが判明しました。

つきましては、研究活動を支える研究基盤を充実させるため、共同研究契約における間接経費の割合を下記のとおり改定することと致しますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

記

○対象
全ての共同研究

〇改定内容
（改定前）直接経費の１０％に相当する額。ただし、包括連携協定に基づく共同研究又は直接経費の額が５００万円以上の共同研究の場合は、過去の実績等を基に積算した額とし、直接経費の３０％に相当する額を目安とする。

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（改定後）直接経費の３０％に相当する額。

○適用開始時期
令和３年４月１日以降締結の共同研究契約から適用

上記の取扱い運用開始時期は、様々なケースが想定されますので、ご不明な点がございましたら、お問い合わせ先までご連絡ください。

本件お問い合わせ先：研究協力課研究戦略係
TEL：０１４３－４６－５０２１
Mail：renkei@mmm.muroran-it.ac.jp