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【若手研究者海外派遣事業】畠中和明准教授が帰国報告を行いました

3月16日(月)、本学の若手研究者海外派遣事業を活用し、ドイツへ渡航していた畠中准教授(もの創造系領域)が、空閑学長と船水理事に帰国報告を行いました。
畠中准教授は同事業を活用し、令和元年8月から令和2年2月にかけて、ドイツのアーヘン工科大学(Aachen University)で、超音速流れ場の光学的可視化手法に関する研究を進めてきました。
派遣先では、同大学所有の衝撃波管を実験装置として用い、管内で発生する衝撃波現象を可視化する実験を行いました。流れ場を光学的に可視化する手法は数多く存在し、それぞれの手法によって得られる情報が異なります。畠中准教授は、派遣先の研究において、一つの現象を二つの異なる光学的手法で同時に可視化し、流れ場からより多くの情報を得ることを可能とする新たな手法を考案しました。
派遣先で得られた研究成果については、今後、国際学会で発表する予定です。
なお、共同研究者のHarald Kleine教授とは、他のプロジェクト研究も進めており、今後も引き続き共同研究を実施していく予定です。

学長室での報告の様子
アーヘン工科大学にて、共同研究者のHarald Kleine教授と畠中准教授 ※左が畠中准教授
アーヘン工科大学衝撃波研究所所長Herbert Olivier教授と畠中准教授 ※右が畠中准教授

作成担当部局:研究協力課