研究活動における不正防止

科学者の行動規範

不正防止に関する責任体制

室蘭工業大学では、以下の責任体制により不正防止に取り組んでいます。

研究活動上の不正行為防止計画

室蘭工業大学では、研究活動上の不正行為防止計画に基づき、研究活動における不正防止の取組みを実施しています。

研究活動における不正行為・不適切行為の定義

「不正行為」とは、故意又は研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったことによる、次に掲げる研究活動上の不正行為をいう。

  • 捏造 存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
  • 改ざん 研究資料、研究機器及び研究過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
  • 盗用 他の研究者のアイディア、分析及び解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解又は適切な表示なく流用すること。

「不適切行為」とは、研究の立案、計画、実施、成果の取りまとめ(外部資金等を用いた場合の支援者への申請、報告を含む。)次に掲げる行為をいう。

  • 二重投稿 同一内容とみなされる研究論文を複数作成して異なる雑誌等に発表すること。ただし、投稿先学術雑誌等の規定を満たし、二重投稿と解されない状態となったものは除く。
  • 不適切なオーサーシップ 研究論文の著者リストにおいて、著者としての資格を有しない者を挙げ、又は著者としての資格を有する者を除外すること。

研究倫理教育

本学では、研究者(論文及び研究成果を発表する研究活動に携わる者)に対して、研究倫理教育(論文及び研究成果を発表する研究活動に携わる者に求められる倫理規範等を修得させるための教育)を実施しています。

研究データの保存及び公開

本学では、本学の構成員及び学生が発表した研究成果に対する第三者の検証可能性を担保するとともに、不正が指摘された際に対応できるよう、構成員に対して研究データを保存し、必要な場合に公開することを義務付けています。

参考リンク

更新年月日:令和6年4月17日
作成担当部局:研究推進課研究戦略係