令和7年1月30日
役員会決定
室蘭工業大学(以下「本学」という。)は、「総合的な理工学教育を行い、未来をひらく科学技術者を育てるとともに、人間・社会・自然との調和を考えた創造的な科学技術研究を展開し、地域社会さらには国際社会における知の拠点として豊かな社会の発展に貢献」することを理念として掲げている。
そこで、本学は研究により生み出される社会有為なデータの適切な管理、保存及び利活用を推進することで、本学の理念を実施し、豊かな社会の発展に貢献することを目的として、研究データポリシー(以下「本ポリシー」という。)を以下のとおり定める。
1.本ポリシーにおける「研究データ」とは、本学における研究活動の過程で研究者によって収集又は生成された情報を指し、デジタル・非デジタルを問わない。
2.本学は、原則として、研究データを収集又は生成した研究者がその研究データの管理を行う権利と責務を有していることを認める。
3.研究者は、研究データの価値を守るため、研究分野の特性等を考慮し、その法的及び倫理的要件に従って、研究データを適切に管理及び保存する。
4.本学及び研究者は、研究データの価値を向上させるため、研究分野の特性を考慮し、その法的及び倫理的要件に従って、研究データの利活用を推進し、可能な限り社会に研究データを公開する。なお、知的財産権保護や個人情報保護等の観点から公開に制限がある場合は、公開の対象外とする。
5.本学は、研究者が行う研究データの管理、保存及び利活用を推進するための環境を整え、支援する。
6.本ポリシーは、社会や学術状況の変化に応じて適宜見直しを行うものとする。
更新年月日:2025年3月25日
作成担当部局:研究推進課研究戦略係