令和7年5月19日に室蘭市役所で室蘭市ロボット・IoT 導入促進ネットワーク構築に向けた連携協定の締結式を行い、本学からは松田学長が参加しました。
この協定は、室蘭市が抱える生産年齢人口の減少や働き手の不足に対応するため、市内企業の生産性の維持・向上を図ることを目的として、ロボット・IoT導入促進ネットワークを構築し、各構成員が持つ情報・ノウハウをネットワーク間で共有し、国や北海道などの支援制度や他地域の先進事例など必要な情報を市内中小企業に提供するほか、企業からの相談には室蘭テクノセンターが窓口としてワンストップで対応する予定です。
今後の取組みとしては、企業の意識向上と機運醸成、情報の収集・共有と企業への提供、具体的な事例紹介、導入に向けた支援が行われる予定で、具体的には、ロボット・IoT導入に向けたセミナーの開催や国のロボット先進地域ネットワークへの加入、定期的な関係者会議の開催、導入事例集の作成、市内のSIer(システムインテグレーター)やIT企業と連携した伴走支援、導入に関わる経費への補助・融資が行われる予定です。 協定締結式において、本学の松田学長は、「本学では、ロボットやIoTに関する研究を行っている教員を中心に、人材育成や研究シーズの提供を通じて本ネットワークに貢献していく予定です。」と話しました。