室蘭・道央圏等:人の「移動」が、
街の「形」を変えていく

データでデザインする、22世紀の北海道

教授
有村幹治アリムラ ミキハル
研究分野 もの創造系領域 土木工学ユニット
都市の
「健康診断」と「処方箋」

街を生命として捉える 土木工学は新しい道路や橋を造るハードウェア整備だけではありません。「計画」することも工学の対象となります。

デジタルで「動き」を可視化 スマートフォンの位置情報やICカードの履歴(ビッグデータ)を解析し、都市の健康状態を診断します。

最適な「動き方」の提案 災害時の避難行動や、コロナ禍での行動変容をデータで裏付け、より安全で快適な街の設計図を描きます。

北海道を
「未来の実験場」に

地域交通の再編 公共交通を取り巻く環境変化に対応するため、AIオンデマンド交通の導入や需要予測シミュレーションを通じて、既存公共交通の再編を支援します。

シェアサイクルの可能性 札幌のシェアサイクルシステムは、利用回数が年間10万回から56万回へと急増。電動アシストの導入が人々の行動範囲と活動を予想以上に拡張させることが証明されました。

誰もが移動できる社会をつくる 免許を返納した高齢者が、自由に買い物や通院ができ、社会に参加し続けられる仕組みを構築します。

インフラの力で
「幸福(Well-being)」を最大化する

「速さ」の先にある価値 かつての交通インフラは主に「安全・安心・速さ」を目標に整備されてきました。現代には、「行きたい場所に自由に行ける」「社会に参加できる」といった人間らしい欲求を満たす目標も必要になります。

社会のOSを書き換える データサイエンスという冷徹な目と、人間中心の温かい視点を組み合わせ、持続可能で豊かな地域社会の土台(OS)を創り出します。

変わる技術と
変わらない価値

移動のスタイルと社会のありかた 2060年、自動運転が普及しても、人は「会いたい」「風を感じたい」と願います。あえて「歩いて楽しむ」「自転車で風を感じる」といった、人間らしい速度の移動が見直されるでしょう。

北海道から世界へ 北海道は食料・エネルギー・観光の拠点として、世界中から人が訪れる開かれた大地であり続けます。

未来のエンジニアへ 技術を使いこなしながら、変わらない人間の幸せを支えるインフラを、私たちと一緒に描きませんか?