ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシー

工学部のディプロマ・ポリシー

  1. 豊かな人間性の基礎となる教養を身につける。
  2. 基礎科学と工学に関する専門知識および新しい課題にそれを応用する能力と創造力を身につける。
  3. 日本語による総合的なコミュニケーション能力とともに、英語による基礎的なコミュニケーション能力を身につける。
  4. 社会や自然に対する責任を自覚する能力を身につける。
  5. 自ら継続的に学習する能力を身につける。

工学部のカリキュラム・ポリシー

室蘭工業大学工学部における教育課程編成・実施の方針

本学の教育理念に基づく総合的な理工学教育を根幹として、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身につけた人材を育成する目的で、主専門教育課程および複眼的にこれを補完する副専門教育課程を設け、以下の方針の下にカリキュラムを組み立てている。

1 教育課程の編成
  1. 主専門教育では、1年次に共通科目により理工学の基礎能力を養い、2年次以降は学科およびコースごとの専門科目により専門基礎能力および専門応用能力を養う教育を行う。
  2. 副専門教育では、低年次を中心に共通科目により外国語教育および豊かな人間性を培う教養教育を行い、2年次以降は副専門各コースのコース別科目により専門分野を超えた広い視野から思考する能力を養う。
  3. 実験・実習・演習に重点を置いた科目により、自発的・継続的に学習する能力、論理的な思考力やコミュニケーション能力を養う。
  4. 技術者倫理に関わる科目により、工学技術が社会や環境に与える影響を考える能力を養い、技術者の社会的責任を自覚させる教育を行う。
  5. 本学での学習の集大成が卒業研究であり、研究を遂行し成果を論文にまとめ発表する過程において、問題に継続的に取り組み解決する能力やコミュニケーション能力、創造力と応用力を養う教育を行う。
2 学習成果の評価
(1) 成績評価方法の明示

授業科目の成績評価方法については、シラバスに明示する。

(2) 成績評価基準<平成27年度入学者~>

得 点
(100点法により採点)

評 語 評 価 GP
(評点)
達成度レベル 合否判定
90点~100点 到達度目標をほぼ完全に達成し優秀である 合 格 4
80点~89点 到達度目標を十分に達成し優秀である 3
70点~79点 到達度目標を概ね達成している 2
60点~69点 到達度目標を最低限達成している 1
59点以下 不可 到達度目標を達成していない 不合格 0
(3) GPA(科目成績平均値)<平成27年度入学者~>

合格における4段階の評価のほかに、成績を上記のとおり点数化(GP)し、学生自身による学習成果の達成状況の確認、大学による順位付けの参考データとして活用する。

(4) 成績情報の開示<平成27年度入学者~>

学生に対して、学務システムを利用し、授業科目ごとの評語とGP、学期ごとのGPA、累積GPAを開示し、学生自身による確認を可能とする。

(5) 評価の点検

成績評価の結果は、評価分布等を使用して、教育システム委員会において定期的に点検を行い、必要に応じて教育方法等の改善を行う。

更新年月日:2021年10月7日
作成担当部局:学務課