2021.12.23
北沢祥一(もの創造系領域・教授)がIEEEより「IEEE Standard 802.19.3TM-2021」に関するCertificate of Appreciationを授与されました。
北沢祥一(もの創造系領域・教授)がIEEEより「IEEE Standard 802.19.3TM-2021」に関するCertificate of Appreciationを授与されました。
これは、2021年4月に発行されたIEEE Standard 802.19.3-2021 - IEEE Recommended Practice for Local and Metropolitan Area Networks--Part 19: Coexistence Methods for IEEE 802.11 and IEEE 802.15.4 Based Systems Operating in the Sub-1 GHz Frequency Bandsにおいて、主たる役割を果たしたことに対するものです。この文書は、Sub 1GHzで無線LAN規格IEEE802.11ahと、スマートメータなどに用いるIEEE802.15.4gとの同一周波数帯での共存に関するもので、周波数の有効利用に役立つことが期待されます。
受賞コメント
この賞は、作業部会でVice Chairとして推進するとともに、関連する文書を入力し寄与したことで得たものです。ここで議論した内容は、IEEE802.15 Working Groupで周波数有効利用に関し2016年に標準規格として発行したIEEE802.15.4sにも関連するものです。
このRecommended Practiceや以前策定したIEEE802.15.4sの規格が実装され、社会で役立つよう願っています。今後も、引き続き標準規格の策定に寄与していく所存です。
最後に、この活動をサポートしてくださった、総務省 国際戦略局 通信規格課、一般社団法人情報通信技術委員会の皆様にも御礼申し上げます。
北沢教授
Certificate of Appreciation
IEEEについて
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IEEEは、電機・電子工学およびコンピューターサイエンス分野における世界の文献の30%を出版、2,000以上の現行標準を策定し、年間1,800を超える国際会議を開催しています。
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