令和7年7月16日(水)~7月20日(日)の5日間にわたり、トルコのイスタンブールで開催されたパワーリフティングの世界大会「2025 IPF World University PowerLifting Cup(世界学生カップ)」に本学のバーベルクラブに所属する創造工学科建築学トラック4年川上航季さんが日本代表選手として出場し、種目別のベンチプレスで世界学生記録を樹立しました。
パワーリフティングは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの順に試技を行い、その合計重量で競う競技です。本大会は各国で予選を行い、権利を得たものが出場できる大会で、川上さんが出場したのは男子74kg級です。
出場階級 男子74kg級
スクワット 227.5kg
ベンチプレス 171.5kg(university record 種目別1位)
デッドリフト 220kg
トータル 619kg(総合7位)
今回が初めての国際大会ということもあり、現地での調整や慣れない食事、時差などコンディション面で難しさも多く、試合が始まるまでは不安もありました。
しかし、日本選手団として一緒に参加した他大学の選手のサポートもあり、落ち着いて全力で試技に臨むことができました。
目標としていたトータル660kgには届きませんでしたが、得意種目のベンチプレスで171.5kgを挙上し、世界学生記録を樹立するとともに1位を獲得できました。ベンチプレスでのメダル獲得を目標に練習を重ねてきたので、金メダルを取ることができ本当に嬉しく思います。
大学1年生から積み上げてきた努力を、世界の舞台で発揮できたことが本当に嬉しいです。また、海外の選手との交流など貴重な経験を得られ、世界大会に挑戦して良かったと実感しています。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました。