特定非営利活動法人ポロクル(理事長:もの創造系領域 有村 幹治 教授)が、「第46回 国際交通安全学会賞(業績部門)」を受賞しました。
この賞は、理想的な交通社会の実現に多大な貢献を果たした業績のうち、過去3年以内に顕著な成果が認められたものを対象に選考されるものです。
今回の業績題目は「シェアサイクルで街をささえ⼈がそだつ 〜札幌市での⾃転⾞⽂化の⿎動〜」となっており、受賞活動は、産官学連携による交通まちづくり事業であり、本学の学生も、移動需要予測技術の開発や論文発表、ワークショップへの参加など、学術的な側面から積極的に関与しています。
ポロクルが様々なシェアサイクル関連事業を通じて地域の交通システムとして成⻑していくプロセスは、今後、地域交通に関する⼀連のまちづくり活動が、地⽅のまちと⼈を⽀え、はぐくむ社会システムへ昇華していく好例であり、国際交通安全学会が⽬指す理想的な交通社会の実現に寄与する事業として⾼く評価されました。
詳細につきましては以下のリンクをご参照ください。
【国際交通安全学会 ホームページ】
【特定非営利活動法人 ポロクル ホームページ】
https://porocle.jp/npo_porocle/about
このたびの受賞は、ポロクルの活動を支えてくださった市民の皆様、行政関係者、そして多くの学生や関係団体のご協力の賜物です。心より感謝申し上げます。
本事業を担う若者の中には、NPO法人ezorockのメンバーに加え、これまでに室蘭工業大学の学生も研究やワークショップを通じて参画しており、次世代の人材育成の場としても意義深い取り組みとなっています。
今後も、交通とまちづくりの接点から地域に根ざした活動を続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。