本学建築⼟⽊⼯学コース 構造⼒学研究室(⼩室教授・⽡井助教研究室)の学⽣が、令和6年9⽉11日(水)〜13⽇(金)に京都⼤学桂キャンパスにて開催されたJAPAN STEEL BRIDGE COMPETITION2024 (以下「JSBC」)で総合準優勝を受賞しました。
JSBCは⽇本における⼟⽊構造、特に鋼構造の研究に携わる学識経験者の有志によって⽴ち上げられた⼤会であり、公共の模型に対して、計画・⽴案・設計・製作・架設のすべての⼯程を通じて全国の⼤学⽣及び⾼専⽣の間で競い合う⼤会です。競技内容としては橋梁模型を組み⽴てる速さを競う「架設部門」、橋梁重量や、所定の変位量からの差で競う「構造部門」、橋梁模型の形状や塗装など美しさを競う「美観部門」に加え、製作した橋梁模型の魅⼒・⼯夫点などを発表する「プレゼン部門」があり、各4部門受賞とそれらを総合した総合部門優勝を目指し各チームが競い合います。
今年度は17⼤学2⾼専(全24チーム)が参戦し、本学構造⼒学研究室からはA・Bの2チームが参加しました。
結果としてBチームが架設部門で優勝、構造部門で準優勝という2部門での快挙があり、本学としては総合準優勝を受賞しました。
総合優勝には⼀歩届かなかったものの、総合準優勝という成績を収めることができ非常にうれしく思います。本研究室の強みは先輩より受け継がれてきた架設スピードの速さです。どのような順番で橋梁模型を組み⽴てるか何度も作戦を練り、たくさん練習を重ねることで架設部門優勝という結果を勝ち取ることができました。また、今年度は与えられた荷重条件に対して非常に攻めた設計・製作を⾏った結果、構造部門においても準優勝という結果を残すことができました。総合優勝には⾄りませんでしたが、今年度の反省を活かし、来年度はより構造的に優れた橋梁模型を製作し、総合優勝を果たしたいと思います。
本JSBC出場に際して、多くの企業の皆様、そして本学構造⼒学研究室OB・OGの皆様より多⼤なるご⽀援をいただきました。⼼より感謝申し上げます。