受賞・表彰

太田香教授が第5回輝く女性研究者賞(科学技術振興機構理事長賞)を受賞しました

室蘭工業大学コンピュータ科学センター太田香教授が第5回輝く女性研究者賞(科学技術振興機構理事長賞)を受賞し、科学技術振興機構(JST)から賞状が授与されました。

 太田香教授が第5回輝く女性研究者賞(科学技術振興機構理事長賞)を受賞しました。輝く女性研究者賞は、持続的な社会と未来に貢献する優れた研究などを行っている女性研究者、および女性研究者の活躍を推進している機関を表彰するもので、第5回となる本年度は令和5年4月3日から6月30日までの期間に募集し、外部有識者からなる選考委員会による審査を経て、輝く女性研究者賞の受賞者を決定しました。

 表彰式は、令和5年11月19日(日)にテレコムセンタービルで開催され、太田教授は橋本 和仁 理事長(JST)から賞状が授与されました。

賞牌を受け取る太田教授
関係者との記念撮影
〇輝く女性研究者賞(科学技術振興機構理事長賞)受賞理由

次世代通信のBeyond 5G/6Gで注目される高周波数帯(ミリ波)を活用するための特殊な反射板であるRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)を用いた通信効率の最大化や、RISの設置場所の最適化に関する研究成果を挙げ、中国・カナダを中心に、多くの海外共同研究を展開している。

研究活動と並行して、所属大学の男女雇用参画推進室員を務め、学内外で女性研究者のロールモデルに関連した講演を行い、また、主宰する研究室からは室蘭工業大学長賞にあたる蘭岳賞の受賞女子学生も輩出し、育成した若手女性研究者は国際的に各界で活躍している。

〇受賞コメント

このような輝かしい賞を受賞でき誠に光栄に思います。この度の受賞は、ひとえに共同研究者、地域の皆様、大学関係者、家族からのサポート、ならびにJSTや日本学術振興会などからの助成により不自由なく研究を続けて来られたお陰です。本受賞を励みにして、今後とも研究や後進の育成に邁進するとともに、一人でも多くの女性が科学技術の分野で活躍できるような社会になるよう貢献していけたらと思います。

○輝く女性研究者賞 応募フライヤー

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