本学の清水一道教授、大学院の佐藤功児氏、佐々木健氏、助教の楠本賢太氏、岩手大学名誉教授の堀江皓氏の共同論文「Mnが含有量の異なる片状黒鉛鋳鉄の機械的性質とチル化傾向に及ぼす炭素当量及び冷却速度の影響」が、2022年度の日本鋳造工学会の論文賞を受賞しました。
現在、Mnについては再利用の際の希釈や脱処理によるコストが大きな課題となっていましたが、この研究によりリサイクル鉄に含まれるMnを除去せずに再利用を可能にしました。
今回の研究は産業界にとってとても有益な研究で、受賞できたことは非常にうれしく、今後の研究の励みになります。
(参考)日本鋳造工学会ホームページhttps://jfs.or.jp/overview/award-winner/