受賞・表彰

北沢祥一(もの創造系領域・教授)がIEEEより「IEEE Standard 802.19.3TM-2021」に関するCertificate of Appreciationを授与されました。

北沢祥一(もの創造系領域・教授)がIEEEより「IEEE Standard 802.19.3TM-2021」に関するCertificate of Appreciationを授与されました。

これは、2021年4月に発行されたIEEE Standard 802.19.3-2021 – IEEE Recommended Practice for Local and Metropolitan Area Networks–Part 19: Coexistence Methods for IEEE 802.11 and IEEE 802.15.4 Based Systems Operating in the Sub-1 GHz Frequency Bandsにおいて、主たる役割を果たしたことに対するものです。
この文書は、Sub 1GHzで無線LAN規格IEEE802.11ahと、スマートメータなどに用いるIEEE802.15.4gとの同一周波数帯での共存に関するもので、周波数の有効利用に役立つことが期待されます。

受賞コメント

この賞は、作業部会でVice Chairとして推進するとともに、関連する文書を入力し寄与したことで得たものです。ここで議論した内容は、IEEE802.15 Working Groupで周波数有効利用に関し2016年に標準規格として発行したIEEE802.15.4sにも関連するものです。

このRecommended Practiceや以前策定したIEEE802.15.4sの規格が実装され、社会で役立つよう願っています。今後も、引き続き標準規格の策定に寄与していく所存です。

最後に、この活動をサポートしてくださった、総務省 国際戦略局 通信規格課、一般社団法人情報通信技術委員会の皆様にも御礼申し上げます。

北沢教授
Certificate of Appreciation
  • IEEEについて

IEEEは、世界最大の技術専門家の組織であり、人類に恩恵をもたらす技術の進展に貢献しています。160カ国、40万人以上のエンジニアや技術専門会の会員を擁する非営利団体で、論文誌の発行、国際会議の開催、技術標準化などを行うとともに、諸活動を通じて世界中の工学やその他専門技術職のための信用性の高い「声」として役立っています。

IEEEは、電機・電子工学およびコンピューターサイエンス分野における世界の文献の30%を出版、2,000以上の現行標準を策定し、年間1,800を超える国際会議を開催しています。

詳しくは http://www.ieee.org をご覧ください。