令和7年度大学概要
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究開発マインドを得ることを目的としています。  ⅱ)学修研究進捗セミナー    特別研究の一環として、学習研究進捗セミナーを実施し、それぞれの進捗状況について研究発表の実施と意見交換を行います。   本学は、「創造的な科学技術で夢をかたちに」を基本理念とし、「総合的な理工学教育を行い、地域社会さらには国際社会における知の拠点として豊かな社会の発展に貢献する」ことを目指しています。今後における地域産業の担う人材の教育においては、情報を重点化した総合的理工学教育を推進します。   「数理データサイエンス教育プログラム」においては、本学の理工学教育における数理データサイエンス教育の充実化により、数理と情報基礎を身に付けた人材を育成します。(2)プログラムの内容   「数理データサイエンス教育プログラム」は、情報基礎、数理基礎およびデータサイエンスの3つのカテゴリーに関する科目群で構成されています。  ⅰ)情報基礎    総合的な理工学教育における情報基礎を踏まえて、大学院における数理データサイエンスの基礎を与える科目によって構成されています。広領域の情報基礎分野を総合的に学びます。  ⅱ)数理基礎    理工学分野における広範囲な情報の運用やデータ科学的な問題解決には、数理的な論理構成力が不可欠となることから、重要な基礎教育として、数学系科目、およびデータサイエンス分野の基礎となる確率や統計を学びます。  ⅲ)データサイエンス    科学・工学の様々な領域でデータが重視されたデータ科学教育が各分野の専門教育のなかで求められています。先進的なアルゴリズムや、AI等の人工知能につながる知能システム、さらには計測と計算におけるデータ処理等などを扱う科目が用意されています。それらの科目は、科学・工学の諸分野において、データを専門的に活用するための基盤構築につながります。数理データサイエンス教育プログラム(1)概要22 GUIDE BOOK 2025

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