MOTとは、「技術に立脚する事業を行う企業・組織が、持続的発展のために、技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ、経済的価値を創造していくマネジメント」です。 本学では、「技術者が経営を学ぶ」という新たな人材育成プログラムへの社会の期待・要請に応えるために、経営感覚を兼ね備えた技術者の養成を目指し、平成18年度から大学院博士前期課程にMOT教育プログラムを開設しました。(2)プログラムの内容 本プログラムは次のことを教育目標とし、本学の博士前期課程の学生及び企業の第一線で活躍されている方(科目等履修生として)の履修も可能としております。 本プログラムの必要単位を修得し、修了した者には、修了証を授与します。 ① 様々な企業や組織が持続的発展のためにどのように技術開発に取組んでいるかについて企業・組織活動の全体の観点から学ぶ。 ② 技術・技術革新を新製品・新事業の創出につなげる開発業務の企画・設計/マネジメントのあり方について学ぶ。 ③ 様々な企業・組織における成功例・失敗例を出来る限り多く学習し、将来を演繹することを学ぶ。 複数のコースから博士前期課程、博士後期課程の学生を受入れ、希土類材料に関する専門基礎科目(基盤科目)を供します。また、希土類材料研究に必要となる測定・分析手法の習得を目指した実習(希土類材料工学演習)を行い、学内インターンシップで、主指導教員以外の教員の下での実験・実習を義務付けています。加えて、国内外の研究機関で研究指導を受けられる短期・長期インターンシップを設け、これらの科目の履修により複数の教員・研究者から研究指導を受けられます。当教育プログラムは開講科目の履修を通じて知見を広める機会を提供し、その成果を専門分野の理解度向上や技術力の向上へ結びつけ、研究に活かすことができる人材の育成を目指しています。(2)プログラムの内容 本プログラムの特徴は次の3点に集約されます。 また、必要単位を修得し、修了した者には、修了証を授与します。 ① 現状と将来像について俯瞰できる概論科目 ② 研究現場で必要となる実験技術・解析手法を修得できる実践科目 ③ 国内外の関係機関でのインターンシップ 大学院博士後期課程学生のうちあらかじめ認められた者に限り履修できるプログラムになります。グローバル化が進む実社会でスマート社会を牽引できる次世代の「イノベーション人材」を育成することを目的とし、コンピュータ科学をベースとした分野横断型の研究・教育を行います。(2)プログラムの内容 このプログラムの特徴は次の2点になります。 また、必要単位を修得し、修了した者には、修了証を授与します。 ⅰ)プログラム科目「コンピュータ科学応用特論」 本科目では「コンピュータ科学×専門分野」について最新の研究事例や具体的な研究手法について学びます。これによって、自身の専門分野と異なるコンピュータ科学分野の最先端の専門知識・技能やその研MOT教育プログラム(1)概要希土類材料工学教育プログラム(1)概要コンピュータ科学×専門分野でスマート社会を牽引するイノベーション人材育成プログラム(CS×専門プログラム)(1)概要MURORAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY 21■大 学 院
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