令和7年度大学概要
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 理工学人材育成本部は、理工学基礎の根幹となる物理学、化学、生物学、数学などの基礎教育を充実させるとともに、複雑且つ高度化した情報化社会においてサイバーセキュリティ技術、情報プログラミング、数理データサイエンス、AI、IoT教育等の充実を図るために設置されており、理工学基礎教育センター、情報教育センター、教育推進支援センターの3センターをおいて業務を分担、実施し、その調整は企画調整会議において行います。 本センターは、本学における理工学基礎教育及び一般教養教育の責任体制を明確にするとともに、学部及び学科の共通教育の在り方、内容等についての検討・研究を行い、共通教育の充実を図るために設置されており、次の業務を行います。また、各部門の連絡、調整を図るため、センター運営会議を置いています。(1)一般教養教育科目及び理工学基礎教育科目における既修得単位の認定、非常勤講師及びシニアプロフェッサー等、一般教養教育科目の教育に関すること。(2)地域連携科目の企画・立案、既修得単位の認定等、地域連携科目の教育に関すること。(3)教職科目における非常勤講師及びシニアプロフェッサー、課程認定申請等、教職科目の教育に関すること。(4)大学院博士前期課程における全学共通科目の教育に関すること。(5)MOTプログラムの教育に関すること。(6)その他、理工学基礎教育に関すること。 情報教育センターは情報教育部門と情報基盤部門から構成されます。 情報基礎教育(情報セキュリティ、データサイエンス、プログラミング)や工学教育の支援、学内ネットワーク基盤の整備、学内情報化の推進および情報セキュリティの強化を積極的に進めています。情報基盤部門では、情報セキュリティ(ISMS)および事業継続(BCMS)の国際認証を取得しています。 教育推進支援センターは、教職員の教育技術の向上と新しい教育活動の推進を機動的に実行する組織です。教育推進支援センターには、FD・AL部門、教材開発・分析支援部門、学士修士一貫教育プログラム部門、次世代研究者支援プロジェクト推進部門の四つの部門があります。各部門のメンバーは、全学から選ばれます。FD・AL部門は、FacultyDevelopmentとActiveLearningをより活発にする取組を全学規模に展開する部門です。FD・AL部門は、FD活動を企画・実践するとともに、AL授業を充実する取組の核になります。教材開発・分析支援部門は、教材開発や分析の支援とともに、学士課程のリメディアル教育やその実施方法についても取り扱います。学士修士一貫教育プログラム部門は、学部3年生から修士課程までを特別に連結した教育を行って、知的行動が活発な豊かな能力をもつ修士修了生を育成します。次世代研究者支援プロジェクト推進部門は、博士後期課程学生による挑戦的・融合的な研究を支援し、優秀な博士人材が様々なキャリアで活躍できるように研究力向上や研究者開発を促します。理工学人材育成のための工学基礎教育の拠点となる教育・研究3号館地域連携科目/北海道を代表する企業人、経済人の講演C310実習室での演習の様子教材開発・分析支援部門のメンバーが製作した情報教育に関する教科書MURORAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY 15理工学人材育成本部理工学基礎教育センター情報教育センター (Center for ICT Education)教育推進支援センター

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